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第3回~今後気になる3000形1次車~

小田急5000形が登場すると発表から早1年程が経過しようとしています。

現在は小田急線内で試運転を実施したり試乗会を行ったりと2020年は車両の動きが激しくなりそうな小田急。今回は今後の車両の動向を見ていきます。

 

まず確実に動きがあると推測されるのが1000形のワイドドア車、第1回でも紹介しました。こちらは現在6両編成6本が在籍しており、多摩線江ノ島線小田原線の町田以西にて運行されています。

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多摩線で各駅停車運用に就く1000形ワイドドア車。

ここで5000形の導入本数を見ていきたいのですが、公式プレスによると10両編成6本を導入するという記載があります。ワイドドア車と5000形の導入本数が一致するのです。

 

現在小田急ではホームドアの設置工事が進められており、2013年度使用開始の新宿駅(急行、快速急行ホーム)を皮切りに東北沢駅梅ヶ丘駅代々木八幡駅ですでに使用が開始(下北沢駅緩行線ホームのみ)されているほか、代々木上原駅についても千代田線ホームが使用開始されており東京都側から着実に設置工事が進められています。また2021年度からは、相模大野駅町田駅登戸駅藤沢駅などの主要駅でも設置される予定で今後さらに設置が加速していくと思われます。

 

ワイドドア車はホームドアとの位置ズレが生じ、入線不可となってしまいます。となると設置を進めるためにもワイドドア車の置き換えは必須であり今回の5000形導入はそれに合わせたものになるのではないでしょうか。

 

そうなると次に動きが加速するのが、8000形の初期更新車2編成と3000形6本です。

(8000形はまた別途取り上げます)

現在新宿駅に入線こそ可能なものの、こちらも急行以上の種別に充当される可能性が導入後ではかなり小さくなるものと思われます。

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10両編成で各駅停車運用に就く3000形1次車(登戸駅4番線)

3000形1次車が複々線を快走するのを見ることができるのはあと僅かかもしれませんね。

 

今回は以上です。